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乳化剤に関わる発明『ポリグリセリン脂肪酸エステル含有組成物(特許第5005892号)』 が、平成25年度 中部地方発明表彰を受賞しました。

2013年12月24日

食品素材の研究・開発メーカーである太陽化学株式会社(三重県四日市市:社長 山崎長宏)は、乳化剤に関わる発明「ポリグリセリン脂肪酸エステル含有組成物(特許第5005892号)」 に対し、平成25年度 中部地方発明表彰 において、「発明協会会長奨励賞」及び「実施功績賞」を受賞しました。

この発明表彰は、全国の各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の振興に寄与することを目的として、各地方における優秀な発明等を完成された方々等の功績を称え顕彰されるもので、大正10年に創設された歴史あるものです。地方発明表彰は、全国を8つの地方に分け、各地方での審査の結果、技術的に優秀かつ実施効果の高い技術を生み出した発明者、またその実施者に対し贈呈されるものです。中部発明表彰はその中の一つです。

その中で、インターフェイスソリューション事業部 内田一仁事業部長、髙瀨嘉彦統括部門長、近藤直樹研究開発チームリーダーが「発明協会会長奨励賞」を、山崎長宏社長が「実施功績賞」をそれぞれ受賞致しました。表彰総数57件中、上位5席に相当する大変栄誉ある受賞となりました。

【発明名称】
 ポリグリセリン脂肪酸エステル含有組成物(特許第5005892号)

【発明者】
 内田一仁 インターフェイスソリューション事業部 執行役員 事業部長
 髙瀨嘉彦 インターフェイスソリューション事業部 統括部門長
 近藤直樹 インターフェイスソリューション事業部 研究開発グループ 界面化学チームリーダー

【発明の詳細な内容】
本発明は、乳化、可溶化などを目的とする食品用、化粧品用、医薬品用及び工業用の界面活性剤として利用できるポリグリセリン脂肪酸エステルを含有する組成物に関するものです。

ポリグリセリン脂肪酸エステルは、食品、化粧品などに応用されておりますが、その乳化、可溶化等の界面活性剤としての本質的な機能は、ポリグリセリン脂肪酸エステルを構成するポリグリセリンの構造に由るところが大きいことが弊社の研究にて分かってきております。
本発明の構造的特徴を有するポリグリセリン脂肪酸エステルを用いることによって、従来品では水系へ可溶化することが困難であったビタミンE、βカロチンなどの油溶性物質等を安定的に可溶化することが可能となりました。また、本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルは、優れた界面化学特性を有することから、この特徴を活かした化粧品への応用が飛躍的に広がりました。本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルが応用される分野は、食品分野、非食品分野に広がっております。

本発明のポリグリセリン脂肪酸エステルは、従来にない優れた界面活性能を有することより様々な製品への応用が期待できます。今後も幅広い応用分野への展開を目指し、貢献できるよう努めて参ります。


表彰式は、11月15日 ANAクラウンプラザホテル金沢(石川県金沢市)で行われ、山崎長宏社長の代理で加藤友治取締役と、各受賞者が出席しました。(写真左から: 近藤直樹チームリーダー、加藤友治取締役、髙瀨嘉彦部門長、内田一仁事業部長)