ホーム > 企業情報 > ニュースリリース > 水溶性食物繊維 『サンファイバー』関連発明が平成22年度 中部地方発明表彰を受賞しました。

水溶性食物繊維 『サンファイバー』関連発明が平成22年度 中部地方発明表彰を受賞しました。

2010年10月19日

食品素材の研究・開発メーカーである太陽化学株式会社(三重県四日市市:社長 山崎長宏)は、水溶性食物繊維である「サンファイバー」関連発明に対して、発明協会より平成22年度 中部地方発明表彰の特別賞「発明協会会長奨励賞」及び「実施功績賞」を授与されました。

表彰式は、10月7日に名鉄トヤマホテル (富山県富山市)で行われました。
今年度に表彰された発明は、機械や材料系といったハイテク産業の発明がほとんどで、食品系での表彰は、当社の特許第4286254号「グリセミック指数低減用組成物及び食品」の発明だけです。

今回の表彰は、(1) 産業性(技術的、経済的効果)、(2) 社会性(安全性、環境保全等の社会的効果)、(3) 国際性(海外への波及効果)、(4) 学術性(学識面に対する影響)の4点より審査され、受賞いたしました。

太陽化学は長年の研究をもとに「サンファイバー (Sunfiber)」を主に食品・医薬品メーカー向けに販売しており、便通改善効果を始めとして過敏性腸症候群 (IBS)改善、下痢抑制、糖代謝改善、脂質代謝改善効果など様々な生理機能を明らかにし、特定保健用食品、サプリメント、菓子、乳製品、流動食など数多くの商品に採用されています。
また、医療関係者からの評価も高く、独自で医療用食品にも展開し、その販売量は急増しています。
さらに海外でも高い評価を得ており、米国ではGRAS(Generally Recognized As Safe)認証を受けています。

平成22年度地方発明表彰受賞者ホームページhttp://www.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/chihatsu_jusho.html

【受賞名】 平成22年度 中部地方発明表彰の特別賞「発明協会会長奨励賞」及び「実施功績賞」

【受賞理由】
「グリセミック指数低減用組成物及び食品 (特許第4286254号)」
食品に対し簡単に適用可能な、効果的かつ安全な食品のグリセミック指数低減用組成物、並びに低グリセミック指数 (以下、GI)食品を提供することを目的とする。
本発明に使用されているガラクトマンナン分解物は、グアーガムやペクチンと異なり、低粘性であり、安全で利用しやすい素材である。従って、加工、服用等に適したものである。
さらに、本発明品を一般の食品に添加することにより、GIの高い食品を容易にGIの低い食品にすることが可能となる。また、本発明により特定の糖質関連成分を含有してなる低GI食品が提供される。

【グリセミック指数低減について】
食品のグリセミック指数 (以下、GI値)とは、食品を摂取したときに上昇する血糖値のピークの高さを示す指標です。
このGI値のが低い食品ほど、糖尿病になるリスクが低い食品です。
既にオーストラリア等では糖尿病患者の標準的な食事指導等で用いられています。
このことより摂取する食品のGI値を低下させることで糖尿病発症リスクを低減することが可能となります。

【受賞該当者】
○発明協会会長激励賞
太陽化学株式会社 代表取締役副社長 ニュートリション事業部事業本部長 ジュネジャ レカ ラジュ
同 ニュートリション事業部 副主席 青山伸彦
同 ニュートリション事業部 次席 石原則幸
同 ニュートリション事業部  次席  余川丈夫
○実施功績賞
太陽化学株式会社 代表取締役社長 山崎長宏

【発明表彰について】
この発明表彰は、明治37年に創立された社団法人 発明協会の事業で実施されており、大正10年より開始し、本年で89年を迎える歴史ある表彰事業です。
地方発明表彰は全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国および九州の8ブロックに分け、その発明が地域産業にいかに貢献しているかという観点から、実施されている優れた技術やデザインといった発明・考案・意匠に貢献された方々に対して表彰されます。

【実績功績賞について】
上述の特別賞の対象となった発明等が法人によるものであり、その実施化に顕著な功績があるとみとめられる該当法人の代表者を対象として贈呈します。

【サンファイバーについて】
サンファイバーは、インドやパキスタンに生育する一年草の豆科植物グァー豆 (Cyamopsis tetragonoloba)を原料としている天然グアー豆由来の水溶性食物繊維です。
グァー豆に含まれている主成分の中性多糖類のガラクトマンナンを酵素で処理し低粘度化し、種々の食品に容易応用できます。
太陽化学株式会社は、グァー豆のガラクトマンナンの生理作用に着目し、酵素処理で低粘度化する生産技術を確立し、「サンファイバーを (Sunfiber)」を商品化しました。
グァー豆がインドで生育することより、食品企業としては早くからインドで合弁会社を設立し、日本の技術導入により全世界にサンファイバーを供給しています。