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食と健康Lab

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茶カテキンのおはなし 茶カテキンのおはなし 茶カテキンのおはなし

【第1回】茶カテキンでカラダメンテナンス
代謝・免疫力アップでカラダスッキリ

茶カテキンで肥満を防ぐ!

美容のため、お気に入りのファッションを楽しむため、健康のため。「やせたい!」「美しいプロポーションになりたい!」という願いは、多くの人が持っているものです。ところが、食事を減らしたり運動をしたりしても、どうしても結果には結びつかない…なんて経験、お持ちではないでしょうか。なぜそのような悲しい状況にいたるのか?それは、わたしたちのカラダが効果的に脂肪を燃焼させていないからなのです。

Am J Clin Nutr. 2005 Jan;81(1):122-9.より改変

茶カテキンは脂質代謝を促進して、脂肪燃焼を助けます。つまり、同じことをしていてもダイエットの効率がアップするという、非常にうれしい効果が得られます。また、体脂肪を燃焼するのみならず、燃焼した分の体脂肪率をリバウンドさせないという結果も得られています。ずっと摂り続けなくとも、カラダへのうれしい効果が持続する。これならダイエットもがんばれます、よね?

茶カテキンで糖尿病対策!

生活習慣病患者やその予備軍と言われる人々が増え続けている昨今。日本人の4人に1人は糖尿病か、その予備群といわれています。糖尿病とは、インスリンがうまく機能しないため血糖値が急激に上昇し、高血糖が続く症状のことを指します。高血糖状態が長く続くと血管が傷つき障害され、動脈硬化の原因となります。細い血管に障害が起こると腎症や網膜症、太い血管に障害が起こると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。
茶カテキンには糖の吸収を抑える働きがあるため、糖尿病の予防や進行の遅延効果も期待できます。

Obesity (Silver Spring). 2009 Feb;17(2):310-7.より改変

グラフのように、緑茶の飲用により糖尿病患者のヘモグロビンA1c(HbA1c)が低下することが示されています。HbA1cは約1か月間の血糖の平均値で、数値が大きいほど血糖のコントロールが不良であることを表します。茶カテキンには血糖値だけではなく、同じく動脈硬化のリスクを高めるLDL-コレステロールの低減作用があることも明らかにされています。血管を健康に保ち、糖尿病や動脈硬化を予防するためにも、カテキンのパワーをぜひ活用したいものです。

茶カテキンで腸内美人!

腸内で悪玉菌が増えると、有害物質が発生し、それがカラダをめぐってさまざまなデメリットを引き起こしてしまいます。腸内環境を整えることは、キレイと元気への近道といっても過言ではありません。
ここでも効果を期待できるのが、茶カテキンです。茶カテキンはビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やし、連鎖球菌やクロストリジウムなどの悪玉菌を減らします。また、緑茶飲用によって、腐敗物質であるアンモニアの血中濃度が低下することも示されています。ここにさらに、不要物の排泄を促し、善玉菌のエサとなって善玉菌を増やす食物繊維を合わせれば、効果はてきめんです。茶カテキンで悪玉菌を減らし、食物繊維で善玉菌を増やす。ふたつの効果が合わされば、さらにキレイなおなかに近づくことができます。

腸は「第二の脳」

腸の働きは消化・吸収だけではありません。腸は「第二の脳」と言われるほど周りに多くの神経系が集まり、脳や脊髄からの指令がなくとも「カラダにとって安全か、有害か?」を見極め、腸だけで免疫機能をコントロールして私たちの健康を守ってくれています。
腸がいつも元気でいることは、病気にかかりにくい体質を作ることにもつながるのです。

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