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健康を作る素材のチカラ

Vol.8 ダイエットと緑茶カテキン 現代人の永遠のテーマ・・・ダイエット!

1.現代人の永遠のテーマ・・・ダイエット!

現代人の永遠のテーマであるダイエット。○○だけダイエット、ながらダイエットなど、さまざまな方法がテレビや雑誌などでも紹介されてきましたが、それでもダイエットへの関心は高まる一方。そのおかげか、10年前、20年前と比較して日本人女性の肥満者の割合は減少しています。しかし、男性では肥満者の割合は増加しています。平成24年度の調査では、40代から60代は、約3割以上の人が肥満者です1


2.緑茶カテキンで体重コントロール

肥満解消やダイエットによいと言われる食材や成分は数多くあります。その1つに緑茶があります。緑茶に含まれるカテキンが脂質代謝を活性化したり消化酵素阻害によって吸収を抑制したりするためだと考えられています。緑茶カテキンは、体重コントロールやそのメカニズムについて多くの報告があります。その中のひとつを紹介します。

肥満男性における緑茶カテキンの健康への影響 2

<試験方法>

40~69歳の男性肥満者(BMI値28~38kg/m2、イギリス人)70名に対し、脱カフェイン緑茶抽出物(1カプセルあたり530mg;カテキンとして400mg;EGCg*として160mg)を1日に2回、6週間摂取させました。プラセボをコントロールとしたクロスオーバー二重盲検で、1回目の摂取期間は2007年の10月から12月の間(period1)、2回目の摂取期間は2008年の1月から4月の間(period2)に設け、ウォッシュアウト期間は少なくとも2週間としました。摂取開始時と摂取6週間目に、体重測定、血圧測定、血液検査(血糖値、コレステロールなど)および血漿中のEGCg含量測定、尿検査および尿中のEGC*含量測定などを実施しました。

<結果>

緑茶抽出物摂取により血漿中のEGCg含量、尿中のEGC含量の上昇が見られたため、カテキンが吸収されていることが示されました。一方で、緑茶抽出物摂取による血圧や代謝機能の指標(血液検査)への影響は見られませんでしたが、体重には変化が見られ、プラセボ摂取では0.53kg増加したのに対し、緑茶抽出物摂取では0.64kgの減少となりました(p=0.025、period1)。


本報告以外でも、EGCgやEGCgを含む茶カテキンが、体重コントロールに寄与するという報告が数多くなされています。

* それぞれカテキンの一種。
EGCg:エピガロカテキンガレート
EGC:エピガロカテキン

1. 厚生労働省ホームページ「日本人の肥満」
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/himan/number.html
2. Brown AL, Lane J, et. al, Br J Nutr. 106(12):1880-9, 2011

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