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活性酵素吸収能力 機能性素材
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抗酸化の新しい指標ORACと緑茶カテキン

老化、発ガンや生活習慣病などの原因のひとつは、体内で過剰に生成した活性酸素種であると言われています。
活性酸素種を消去するには、生体内の消去システムに加え、食品として摂取する抗酸化物質の働きが重要です。抗酸化物質は「第7の栄養素」と言われ、通常野菜や果物に多く含まれます。
緑茶カテキンは、優れた抗酸化物質です
抗酸化の指標ORAC
ORACとは?
ORAC (Oxygen Radical Absorbance Capacity:活性酸素吸収能力)
ORACは食品などに含まれる抗酸化物質(カテキン、フラボノイド、カロチノイド、アントシアニン、ビタミンC、ビタミンEなど)の能力を分析する方法で、抗酸化力の新しい指標として米国農務省(USDA)と国立老化研究所(National Institute on Aging) の研究者らにより開発されました。
米国ではORAC値 を表記した食品が多く上市されており、消費者にその食品がどれだけ活性酸素を吸収する能力(抗酸化力)があるかを具体的数値で示しています。
ORAC値は特定の抗酸化物質量を示すのではなく、抗酸化力の強さをビタミンE様物質(Trolox)の量に換算して表します。単位(ORAC Unit)はμmol TE(Trolox Equivalent)/g
Oxygen Radical Absorbance Capacity(活性酸素吸収能力)
米国農務省(USDA)、国立老化研究所(National Institute On Aging)の研究者ら
  が開発
食品中などに含まれる抗酸化物質(カテキン、フラボノイド、カロチノイド、アントシ
  アニン、ビタミンC・E)などの能力を分析する方法
  特定の抗酸化物質を定量するのではなく、抗酸化力の強さビタミンE様物質(Tr
  olox)に換算
米国ではORAC値を表記した食品が多く上市されており、消費者にその食品が
  どれだけ活性酸素を吸収する能力(抗酸化力)があるかを具体的数値で示して
  いる。
抗酸化物質がその生体内抗酸化作用により活性酸素から身体を守り、老化、発ガンや生活習慣病など抑制に有効であることは広く知られていますが、これまで消費者として抗酸化物質をどのような食品からどれくらい摂ればいいのかという情報が不足していました。
ORACは水溶性、油溶性のいずれの抗酸化物質にも応用でき、いろいろな活性酸素種に対する抗酸化力を分析することもできるため、抗酸化力の統一された指標として米国を中心に認知度が高まっています。
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活性酵素種による疾病と消去のメカニズム
ヒトが呼吸する時、通常体内に取り込まれる酸素の1%程度は活性酸素種
となり細菌などから身体を守る働きがありますが、ストレスや紫外線、喫煙などにより過剰に生成する活性酸素種は生体内でDNAや細胞膜などに酸化的障害をもたらし、老化、発ガンや生活習慣病などの原因の一つとなります。
過剰の活性酸素種から身体を守るためには、SOD、カタラーゼ、グルタチオンパーオキシダーゼなどの生体内消去システムのほか、食品中の抗酸化物質(カテキン、フラボノイド、カロチノイド、アントシアニン、ビタミンC、ビタミンEなど)が重要であり、これらの抗酸化物質はタンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルの五大栄養素、第6番目の栄養素と言われる食物繊維に次いで、近年「第7の栄養素」と呼ばれるようになってきました。
活性酵素種による疾病と消去のメカニズム
抗酸化物質は第7の栄養素
抗酸化物質は第7の栄養素
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一日に必要な野菜・果物の摂取量とそのORAC値
野菜・果物のORAC値
カテキン、フラボノイド、カロチノイド、アントシアニン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質は野菜や果物に多く含まれることが知られています。次のグラフは、野菜と果物のORAC値を示したものです。 果物は10〜60 ORAC Unitの範囲でブルーベリーやラズベリーなどが高く、野菜は5〜25 ORAC Unitの範囲でホウレンソウが高いORAC値を示します。
野菜・果物のORAC値
抗酸化素材のORAC値
次のグラフは、食品に使われる種々の抗酸化素材のORAC値を示したものです。
この中では緑茶カテキン(EGCg)が14,000 ORAC Unitと特に高く、野菜や果物の1,000倍くらいのORAC値を有することが明らかとなりました。
抗酸化素材のORAC値
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各国の野菜・果物消費量
次は、各国の野菜と果物の消費量を示したものです。
数字は全て国民1人が1年間当たりに消費する野菜又は果物のkg数で示します。
日本人の野菜・果物の摂取量は先進各国の中でも特に低く、米国と比べた場合、果物は約半分、野菜は1993年以降逆転され、現在(2003年)米国の85%程度に過ぎません。
各国の野菜・果物消費量
2003年 アメリカ カナダ フランス ドイツ イタリア 中国 韓国 日本
野菜 124kg 120kg 142kg 91kg 178kg 271kg 211kg 105kg
果物 114kg 119kg 96kg 113kg 131kg 50kg 64kg 55kg
【1人・1年当たり:供給粗食料ベース】
資料:FAO(国連食糧農業機関)STAT 「Food Balance Sheets(食料需給表)」
一日当たりの野菜・果物の摂取量
日本人の野菜と果物の摂取状況を更に詳しく見てみました。
厚生労働省が発表した平成15年の国民栄養調査の結果から、各々の野菜、果物の摂取量が明らかになっていますので、それらに各々の重量当たりのORAC値を掛け合わせて合計しますと野菜で2,082 ORAC Unit 、加重平均が7.5 ORAC Unit /g、果物で1,182 ORAC Unit
、加重平均が10.3 ORAC Unit /gとなり、それらを合計しますと3,300 ORAC Unit となります。
「平成15年国民健康・栄養調査報告」から試算
食品群 摂取量(g)/日 ORAC Unit/g ORAC Unit/日
トマト 14.9 3.4 50.2
にんじん 19.4 12.2 235.7
ほうれん草 20.5 26.4 541.2
ピーマン 3.4 5.6 19.0
その他緑黄色野菜 36.1 5.0 180.5
キャベツ 21.3 13.6 289.5
きゅうり 10.3 1.2 12.7
大根 38.6 9.5 368.2
玉ねぎ 27.2 10.3 279.9
白菜 19.1 1.0 19.1
その他淡色野菜 44.4 1.0 44.4
野菜ジュース 4.9 5.0 24.5
漬け物 17.5 1.0 17.5
野菜合計 277.5 7.5(平均) 2082.4
食品群 摂取量(g)/日 ORAC Unit/g ORAC Unit/日
いちご 0.1 35.4 3.5
柑橘類 29.2 16.8 490.9
バナナ 11.7 8.8 102.8
リンゴ 24.2 22.1 534.8
その他生果 35.8 1.0 35.8
ジャム 1.0 1.0 1.0
果汁飲料 13.1 1.0 13.1
果物合計 115.1 10.3(平均) 1182.0
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一日当たりの野菜・果物の推奨量
一方、厚生労働省が「健康日本21」や「日本人の食事摂取基準」を通じて一日に必要な野菜・果物の推奨量を定めており、これによると野菜350g ・果物200g/日です。
先ほどと同様にこれをORAC値に換算しますと、国民栄養調査から算出した野菜と果物のグラム当たりのORAC値の加重平均を使い計算しましたところ、両者の合計は4,700 ORAC Unitとなりました。
従って、現在の摂取状況として算出された3,300 ORAC Unitとはまだ1,400 ORAC Unitの差があります。
この4,700 ORAC Unitという抗酸化物質を摂るにはそれぞれの野菜や果物でどのくらいの量になるかと言いますと、トマト11個、ビーマン31個、ブルーベリー25個などですが、緑茶カテキン(EGCg)では330mgと非常に少量に相当します。
一日当たりの野菜・果物の推奨量
4,700 ORAC Unitsの抗酸化物質を摂るには?
4,700 ORAC Unitsの抗酸化物質を摂るには?

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