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この度、四日市市の当社南部工場敷地内に、新工場を建設致しました。同工場には粉体加工ラインとマイクロ波加工ラインを導入し、増粘安定剤、乳化安定剤などの粉体及び乾燥加工品の製造を行います。
当社では、基本方針のひとつである「品質管理の徹底を図り、安全性を確保する」ために数年前からプロジェクトを組み、21世紀の標準とはどうあるべきかを検討してまいりました。その集大成として、この新工場の最大の特徴と言える、食品の“品質・安全・信頼”を追求した最新鋭の生産設備とその管理システムを導入いたしました。その概要は以下の3点です。
イ)まずHACCP対応を徹底
工場全体のゾーニング明確化、洗浄可能なシステム、外部から虫等異物が入らぬよう窓を
なくし陽圧構造とするなど
ロ)さらにコンタミレス化、MES(製造実行システム)の全工程導入
(これらのポイントを本誌で解説します)
ハ)地球環境への配慮として省エネ・省資源化の実施
ぜひ新工場に一度お立ち寄り下さり、太陽化学の食品の品質に対する新しい試みをご評価頂くことができれば幸いでございます。 |
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当時日本の食糧事情改善のため養鶏の振興に力が注がれ、鶏卵加工業を興す必要が生じ、当社は栄養の供給を自社の使命と考え、鶏卵の加工と開発を開始。世界的に見てもゼロからの取り組みであったものの、国策にそって貢献すべく農林省との連携も行いながら、全卵・卵黄・卵白粉末の製造から始まり、卵の持つ多様な機能性を活かす研究に取り組んで参りました。まだまだ新しい可能性を秘めている卵のチカラを、ぜひ貴社の課題解決にお役立てください。
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[コンテナ移動方式]
各工程間をライン(パイプ等)を使わず、コンテナが移動してコンタミレスを実現
(MESで、コンテナ自動ラックを軸としてコンテナをコントロール) |
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充填室
MESでコンテナのまま充填室に
移動させ商品を自動充填。 |


お客様のニーズに幅広くお応えするためには、多品種加工を前提としてクロスコンタミをなくす必要があります。しかし従来のライン方式では洗浄性などにどうしても限界が生じます。そこで当社では1バッチの処理全てを、パイプ一本経由せずに、徹底してコンテナの中でクローズドで行なうという、食品分野では世界的にみても画期的と言える生産システムを開発。
左記概念図のように、混合機のタンク部分を着脱式としてコンテナの機能を持たせ、そのコンテナ自体を全工程移動させていき、原料の仕込みから混合、充填、最後に洗浄までを自動で行なうようにしています。コンテナ単位のバッチ生産システムの実現で多品種・短納期生産にも柔軟に対応できるようになりました。 |
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トレーサビリティ画面
ロット毎に、瞬時のトレーサビリティを確立。 |


今回人為ミスを徹底して排除するために、粉体加工ラインにおいてMES(製造実行システム)の全工程導入を図っております。人が介在せざるを得ない部分でも、人と機械での二重チェックを行なっており、万一ミスが生じた場合、次工程に進むことが出来ないだけでなく、記録の改ざんもできないという徹底した仕組みになっています。
またMESでは、写真の画面のように、出荷ロットNo.からその商品について、いつ、誰が、何を行なったかといった履歴を瞬時に確認することが出来ます。万一の際のトレースにも迅速に対応させて頂くことができます。 |
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MESコントロール室
自動化を進めているため、
最小限の人員で稼動が可能。 |


システムを構築し標準化・自動化を進めたことで、昼間に人手を介す作業を行なっておき、夜間に自動運転できる工程をまとめて行なうことが可能となりました。
その結果新工場では、国内の食品工場としては珍しい24時間稼動という非常に効率的な生産体制を実現いたしました。また、同時にHACCPに対応した厳密な原料管理を行なっているため、品質保証をしてなおかつ受注即生産⇒翌日出荷も可能となりました。 |
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