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太陽化学では株式会社豊田中央研究所との技術提携のもと、量産技術が大きな壁となっていたナノマテリアル「多孔質二酸化ケイ素」の量産化に成功しました。ここではその一端をご紹介いたします。 |
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ナノテクノロジーの分野ではフラーレン、カーボンナノチューブなどの実用化が次々と進み、社会全般に対してこれまで考えられなかったような新しい可能性を切り拓きつつあります。
食品とナノテクノロジ−は一見無関係に思えますが、チョコレートもアイスクリームもその界面を突き詰めればナノレベルの構造がおいしさをコントロールしています。太陽化学ではお客様との食品開発を通じて、“フードナノテクノロジー”として、ナノ領域で界面をコントロールする技術を磨いてきました。それらの結果生まれてきた製品が、『サンアクティブ』や『スーパーエマルジョン』などです。
そこで蓄積された豊富な知見・技術は、最先端の分野における課題のブレイクスルーに貢献できる可能性を持っています。 |
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トヨタグループの研究機関である豊田中央研究所では、10数年来、ナノマテリアルとしての多孔質二酸化ケイ素の研究に取り組んでおり、ナノサイズの孔を形づくる基本技術はすでに開発されたものでした。
孔径わずか数ナノメートル、1gで実に1000〜1500平方メートルもの膨大な比表面積を持つこの素材は、実用化されれば大きな可能性を秘めているものの、孔径の均一化・安定量産化の面では大きな課題を抱えていました。 |
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| その課題解決に役立ったのが太陽化学が食品分野で長年培ってきたナノテクノロジーでした。多孔質二酸化ケイ素は量産化技術の確立により、まさに今、食の世界でも応用可能なナノポーラスマテリアル(NPM)として、実用化に向かってその扉が開いたところなのです。 |


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(1)孔径をコントロールでき、孔のなかに多様な物質を入れることができます。
(2)物質の吸脱着にすぐれています。
(3)さらに、NPMと他素材との組合せで新しい素材誕生の可能性があります。
たとえば(1)については、NPMは微細な孔の集合体であるため、中に取り込んだ物質を熱や光から極めて安定に保つことができます。…葉緑素や酵素を入れ込めば、まさに従来技術の限界を大きく超える新しい使い方が生まれてくるかも知れません。

太陽化学では、これまで皆様とともに食品で培った技術をベースに、
このNPMを用いて、新しい食品の開発や、
さらには食品以外への展開も目指してまいります。
ぜひ“フードナノテクノロジー”のさらなる展開にご期待下さい。 |
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