アワブレークとは?
太陽化学は界面の事象に密接に関わる乳化剤を研究していく中で、泡の発生の理論に基づき、優れた消泡や抑泡機能を有する乳化剤製剤、アワブレークを開発しました。温度帯やアプリケーションごとにラインナップを取り揃えております。

アワブレークのご使用メリット
1. 食品に対する使用制限は特になし
食品用乳化剤を有効成分に構成されたアワブレークは、食品に対する使用制限は特にございません。100ppmを目安にご使用ください。
2.食品表示は「乳化剤」のみ
食品用乳化剤を有効成分に構成されたアワブレークの表示は「乳化剤*」となりますが、使用状況によっては加工助剤として扱われ、その際は食品への表示が免除されることもあります。
*食品に使用した場合の添加物表示の例であり、表示方法については使用方法・目的により異なる場合がありますので貴社にて最終ご判断ください。
3.効果持続性
アワブレークは安定性に優れており、長時間にわたって消泡効果を維持することが可能です。良好な効果持続性によって、調合など上流の製造工程に添加する事で充填などの後工程までも消泡効果を持続して得られることが期待できます。
4.水分散性
水分散性に優れた消泡剤のため、飲料など透明感が特徴の商品でも油浮きなく使用可能です。
アワブレークの消泡メカニズム
泡の分類
泡とは液体の中に気体が分散した系を指します。気体が液中に包まれた状態を気泡、単一の気泡が液体表面に浮上し、液体の膜(泡膜)によって囲まれた状態を単一泡沫、単一泡沫が集合し塊を形成したものを泡沫と言います。
泡膜を形成している液体は重力の作用などで流れていき次第に薄くなります。泡膜が厚い状態をWet Foam、薄い状態をDry Foamと分類されます
消泡とは
消泡とは泡膜の安定性を低下させることにより行われます。具体的には消泡剤を使用し泡膜を不安定化させますが、消泡剤の効果は破泡と抑泡に分けられます。破泡とは生成した泡を壊す作用、抑泡は泡の生成を防ぐ作用を指します。
アワブレークの効果
抑泡剤であるアワブレークは起泡段階の泡膜に侵入し泡の生成を抑制します。
温度帯における消泡作用
製造工程には様々な条件があり、温度も重要なファクターの一つとなります。アワブレークは各温度帯で最も効果を発揮できる品ぞろえをしております
アワブレークシリーズ
アワブレークG-109 | 半透明液体 | 水分散性に優れ、特に飲料にも適した消泡剤です。 中低温域で効果的です。 |
アワブレークL-01 | 乳白色液体 | 高タンパク含量の食品の消泡に適しています。 中低温域での消泡に優れます。 |
アワブレークH-01 | 乳白色液体 | 高タンパク含量の食品の消泡に適しています。 高温域での消泡に優れます。 |
アワブレークのサンプル無償提供致します!
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