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おいしさを支える研究と技術 おいしさを支える研究と技術 おいしさを支える研究と技術

“泡立ち”を抑えることを考えてラインアップしました
食品用水分散性消泡剤 アワブレークシリーズ

製品を作り上げる上で課題となる“泡立ち”。
原料の調製から製品化までの工程中、または製品化されてから、思わぬ泡の発生にお困りになった経験もあるのではないでしょうか?
界面を科学する私たちは、これまで泡について真剣に考え続けてきました。
今回皆様のお役に立てるアワブレークシリーズをご紹介します。

消泡

消泡の手段としては、大きく物理的消泡と化学的消泡に分けられます。物理的消泡には、例えば溶解タンク内の脱気などが挙げられ、多くの場合、大規模な設備投資が必要となります。化学的消泡が、いわゆる消泡剤を用いた消泡です。
食品用の消泡剤としては、乳化剤、シリコン系消泡剤、液状油、エタノールなどが一般的に使用されています。中でもシリコン系消泡剤は、優れた消泡効果を有しますが、完全な合成物であり、使用制限があることなどから、使用を好まれないユーザーや消費者も多いのが現状です。

一方、親油性の乳化剤は古くから豆腐などの食品製造時の消泡に用いられています。しかし、親油性の乳化剤は、水分散性が悪く、飲料のような水系食品には、油浮きや濁りを発生させる問題があります。
太陽化学では、乳化剤を主原料とし、消泡効果を維持しながら当社の乳化技術により水分散性に優れた製剤化を可能としました。
それが「アワブレーク」シリーズです。

こんな場面で…

調合タンク!

混ぜる工程は避けられないもの。折角の製品が歩留り低下や液送不良になってはもったいない。

調合タンク!

充填工程

効率よく充填したいが、泡が立っては困ります。何とかココは抑えたい。

充填工程

開封時

「ヨーシ、飲むぞ!」の瞬間に勢い良く出すぎる泡には、程よくおとなしくしていてもらいたいものです。

開封時

表示

シリコーン表示を好まれない場合

アワブレークの特徴

  • 水分散性に優れており使いやすい
  • 優れた持続性(製造初期に添加で後工程でも消泡効果を発揮)
  • ノンシリコーンですので食品への表示は乳化剤のみ(製造工程での加工助剤としての扱いなら表示不要)

アワブレークシリーズ

  • 詳しい用途などはお問合せ下さい。
アワブレークG-109 半透明液体 水分散性に優れ、特に飲料にも適した消泡剤です。中低温域で効果的です。
アワブレークSO-101 乳白色液体 水分散性に優れ、特に飲料にも適した消泡剤です。中高温域で効果的です。
アワブレークL-01 乳白色液体 高タンパク含量の食品の消泡に適し、中低温域での消泡に優れます。
アワブレークH-01 乳白色液体 高タンパク含量の食品の消泡に適し、高温域での消泡に優れます。

アワブレークG-109の効果

アワブレークG-109の効果

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