充填時の泡立ちが、いろいろな品質上の問題に・・・

飲料に限らず充填時の容器内での泡立ちによって重量誤差が生じる可能性があります。さらに製品によっては容器からの吹きこぼれによりプラスチックキャップ(栓)の内側に製品が残留し、それがカビの原因となるリスクが生じる場合もあります。

微生物汚染リスク対策の例

例えば清涼飲料では、カビなどの微生物汚染リスクに関連する変敗原因例として下表のものが挙げられます。

変敗原因

管理する工程

(1) 原料の汚染(菌数が多い原料・調合液の使用) 原材料の受入れ
(2) 殺菌条件(温度、時間などの設定の不備) 殺菌
(3) 製造設備・機械類の汚染(洗浄・殺菌の不備) 全工程
(4) 容器の汚染(付着菌数が多い容器を使用) 容器類の受入れ
(5) 環境の汚染(環境清浄度の低下、洗浄・殺菌の不備) 全工程
(6) 充填温度(設定条件の不備) 充填
(7) 密封、巻締不良(設定条件、設備の保守点検の不備) 密封
(8) 容器の破損(製品の取り扱いの不備) 実びん検査

引用:2018 年 11 月(一社)全国清涼飲料連合会「清涼飲料水の製造における衛生管理計画手引書」より

これらに対する充填工程での対策としては、ボトルやキャップ、パイプラインなど製造ラインの洗浄・殺菌の徹底、そして充填後の対策としては、転倒殺菌、パストライザーなどを用いた製品の内外面の殺菌などがあげられます。

しかしHACCP導入をはじめ、すでに十分な対策をされている場合、これ以上の対策を行おうとすると設備などのコスト負担増が避けられません。

やはり根本的な対策としては、そもそも“吹きこぼれそのもの”を抑制することが望まれます。

 

化学的な対策で、新たな設備投資なしに泡立ちを抑制

太陽化学が開発したアワブレーク(乳化剤)を製品に投入することで充填時の抑泡効果が期待できます。新たな設備投資等は必要ありません。

受託製造先でのリスク軽減対策としても有効

製品の充填・ボトリングを受託加工・受託製造企業に委託されている場合では、依頼先の機械設備や製造方法などの違いにより、工程内での泡立ちの状況が変わる可能性があります。アワブレークは消泡効果の持続性が高いという特徴を持っていますので、充填工程の前に使用いただくことで、さまざまな“品質上の保険”としてもお役に立てる可能性がございます。

充填時の消泡用途での導入実績

アワブレークは20年以上に渡り、大手食品メーカー様をはじめ100社以上での使用実績がございます。
充填時の吹きこぼれ抑制目的では飲料を中心とした様々な製品での使用実績がございます。
また、お客様の実際の用途で効果が得られそうか、アワブレークのどのグレードを選定すべきかなど、詳しくは当社までお問い合わせください。

 

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