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健康を作る素材のチカラ

Vol.9 リラックスとL-テアニンいつもの生活に癒しをプラスする方法

1.定番化した「癒し」

「癒し系」という言葉が国語辞典に載るほど定番となった癒しニーズ。派手さや刺激が求められたバブル時代が終わり、経済が低迷しリストラや給与カットなどでストレスを抱える時代となったことを背景に「癒し」や「安らぎ」が求められるようになりました。90年代末ごろから、ふんわりやわらかな雰囲気を持つ女性アイドルが「癒し系」と呼ばれ人気となりましたが、今でもモテるのはやはり「ゆるかわ」な雰囲気の癒し系女子。ゆるさやがんばらないことが特長のキャラクターに人気があるのも癒しを求める今の時代ならではと感じます。旅行やエステなど、普段のがんばりに対するごほうびにも「癒し」や「リラックス」を求める傾向はまだまだ続きそうです。

2.「リラックス」は測れるんです

リラックスしているかどうかについて、他人がどう感じているかを調べる方法はあるのでしょうか?客観的に調べる方法のひとつに、脳波の測定があります。脳波とは、脳内から発生する電気信号を頭皮上の電極で記録したものをいいます。波長によってδ波(0.5~3Hz)、θ波(4~7Hz)、α波(8~13Hz)、β波(14~30Hz)に分類され、δ波は深い睡眠時、θ波はまどろみ時、α波は安静時、β波は覚醒・興奮時に主に出現するといわれています。リラックスした状態のときは、α波が優位になるといわれています。



3.ヒト試験でも実証!リラックス成分「L-テアニン」

昔から、「お茶を飲むとほっとする」と言われます。この「ほっとする」作用は、緑茶に含まれるアミノ酸の一種「L-テアニン」によるものであることがヒト試験で確認されています。この試験では、「ほっとする」を客観的に測定するため、L-テアニンを摂取したときの脳波を測定し、L-テアニンの摂取がヒトの精神面にどのように影響するか検証しました。

L-テアニンの影響を不安程度の異なる精神状態で調べるため、65問の質問に回答することで不安感やその身体的表れを評価するMAS(Manifest Anxiety Scale)テストを健常女性50名に実施し、不安度によって5段階に群別しました。その中から、不安傾向の最も高い群および最も低い群から合計8名を選出しました。実験は、各被験者に水のみまたはテアニン水(L-テアニン50mg、および200mg)を摂取してもらい、そのときの脳波をそれぞれ測定しました。摂取後10分ごとの脳波トポグラフィーの例を図2に示しました。水のみを摂取したときはα波の出現は見られませんでしたが、L-テアニン水を摂取したときは摂取40分後から後頭部、頭頂部にα波の出現が見られました。


また、測定した脳波のα波についての帯域パワー値を、水のみを摂取したときと比較したところ、不安傾向の強い群ではL-テアニン50mg、200mg摂取で最大2.0倍以上のα帯域パワーの増大がみられ、平均でも1.2倍以上の増大がみられました(図3)。これにより、L-テアニンがリラックスをもたらすことが示されました。



4.キーワードは「プチ贅沢」×「癒し」

さまざまな加工食品があふれている現代、自分にとって本当に価値があるものを選択したいですよね。例えば、ちょっと高級なお菓子やおつまみ、飲み物などを自分へのごほうびに買ったりするのも日常の楽しみのひとつだったりします。L-テアニンは、もともと玉露やかぶせ茶など高級なお茶に特に多く含まれている贅沢素材。「ちょっとした贅沢」に「癒し」効果があれば、今の消費者が求めているニーズにもマッチするかもしれません。

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