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緑茶カテキン

太陽化学とカテキンの研究

太陽化学とカテキンの研究

『お茶を飲む』という習慣は、約1,000年の歴史を持つといわれています。その発祥は中国であり、日本へは奈良・平安時代に伝えられたとされ、鎌倉時代にはお茶の健康機能や製法が書物として残されています。書物にも記されているように、お茶が健康へ寄与する有用性については、古くから注目を集め、そして科学技術の発展とともにその機能性の解明も進んできました。

緑茶カテキンの学術データ

ラットに緑茶カテキンなどを16週間経口投与し、体重増加への影響を検証した結果、緑茶カテキンとカフェインの組み合わせで有意な体重増加抑制作用が認められました。

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L-テアニン

太陽化学とテアニン

太陽化学とテアニン

お茶の成分の「L-テアニン」はご存知ですか?お茶の健康成分としては「カテキン」は多くの方がご存知ですが、「L-テアニン」はまだ知らない方も多いかもしれません。L-テアニンはチャノキ(Camellia sinensis)に存在し、その中でも最も多く含まれているアミノ酸です。緑茶や紅茶、特に玉露やかぶせ茶のような高級なお茶や新茶に多く含まれています。茶の旨み成分のひとつでもあり、緑茶自体の風味に大きく寄与しています。

テアニンの学術データ

L-テアニンを摂取した際の脳波の変化について検証した結果、L-テアニン摂取30分以降にアルファ波の発現が活発化することが認められました。アルファ波はリラックス時に発現する脳波として知られており、これによりL-テアニンのリラックス効果が確認されました。

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グアーガム分解物

太陽化学とグアーガム分解物

太陽化学とグアーガム分解物

みなさんは「グアーガム分解物」や「グアー豆食物繊維」という言葉を聞いたことはありますか?最近徐々に認知度が上がってきている水溶性食物繊維の名前です。医療・介護業界の方ではPHGGという名称でご存知の方も多いでしょう。太陽化学では、このグアー豆由来の食物繊維に30年前から目をつけ、その機能性についての研究を進めてまいりました。

グアーガム分解物の学術データ

太陽化学総合研究所では「グアー豆食物繊維」という名でも知られる「グアーガム分解物(PHGG)」や腸の健康にまつわる学術情報をお届けする“PHGG情報センター”を運営しています。素材の基本情報からその機能性の学術データまで、幅広くお届けします。

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NDS

太陽化学のNDS技術とは - 素材の機能をデザインする -

太陽化学のNDS技術とは - 素材の機能をデザインする -

健康的に長生きしたい、いつまでも若々しく元気に過ごしたい、もっと美しくなりたい、巷にはそんな人々の健康や美容に対する願望を満たしてくれると謳っている機能性素材があふれており、新しい素材の発見、開発、研究もまだまださかんに行われています。中には何十万円もする高価で貴重な素材もあります。

NDS製剤の学術データ

成人女性を対象に、乳化分散ピロリン酸第二鉄製剤を用いた鉄強化米を4日間摂取した後の運動能力を検証した結果、血清鉄の上昇と共に運動中の酸素摂取量が増加することが確認されました。

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アムラ

アムラと太陽化学

アムラと太陽化学

“アサイー”のブームをきっかけに近年注目されているスーパーフルーツ。ビタミンやミネラルの他、特にポリフェノールなどの抗酸化成分を豊富に含むフルーツがスーパーフルーツと呼ばれています。その抗酸化作用の高さから、老化防止やアンチエイジング、健康効果が期待され、美意識や健康意識の高い人たちが愛用していると話題になっています。

アムラの学術データ

7週齢Wistar系雄ラットを用いて、通常食、高脂肪食、高脂肪食+アムラ果実水抽出物(アムラエキス)の3群に分けて1ヶ月飼育し、体重および内臓肪組織重量を測定しました。その結果、群間での体重あたりの摂取カロリーに差異はなかったにも関わらず、有意な差はなかったものの高脂肪食群では通常群と比べて体重の増加がみられたのに対し、高脂肪食とともにアムラエキスを摂取させた群では体重の増加が見られませんでした。

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