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おいしさを支える研究と技術 おいしさを支える研究と技術 おいしさを支える研究と技術

油を上手に使った“健康コンセプト”調味料?

2つのトレンドを取り入れた“新しい調味料のかたち”をご提案!

トレンドその1~まだまだ続くSNS映え~

昨年から続くSNS映えの流行、今年もその流れは衰えを見せず、より広がりを見せています。食品分野では、お店で提供される華やかなメニューだけではなく、自宅で手軽にSNS映えする料理を完成できるような道具や食材が増えているのではないでしょうか。食品には見た目の美しさやかわいらしさ、奇抜さや驚き以外にも“おいしさ”という重要な要素が必須であるからか、ファッションや旅行スポットなどと比較して流行の波も少し遅めに感じられるものの、着実に広がっていることが伺えます。

トレンドその2~健康な油への注目?~

ひと昔前までは「脂質」といえば健康に悪いという印象が強く、「油を使わない調理法」や「ノンオイルの加工品」がもてはやされた時期もありました。ところが、次第に油にも様々な種類があることが認知され、種類を選べば健康に良い側面もあることが浸透した結果、油を食生活に積極的に取り入れる人も増えています。
油の種類は以下のように分類されますが、近年最も注目を集めているのは、アマニ油のようなω(オメガ)3系の脂肪酸を多く含む油です。α-リノレン酸やDHA、EPAなどが該当しますが、生体内で合成できず、加熱により変質するため食品からも摂取しづらいことから、意識して摂る必要があります。ω3系脂肪酸は、血液の流れを良くするとされ、生活習慣病予防・認知機能改善の効果が報告されるなど、健康に良い成分と言われています。

具体的に何からω3系脂肪酸を摂取するかについては、EPAやDHAを多く含むサバやアジなどの魚介などが真っ先にあがると思いますが、最近ではアマニ油などω3系脂肪酸であるα-リノレン酸を多く含む植物油も商品化されており、摂取源として利用しやすくなってきています。このような植物油を含む加工品も増加傾向にあり、Mintel GNPDデータベースを用いた調査によると、世界ではアマニ油・エゴマ油をはじめとしてヘンプシードオイルやチアオイルといった油の利用も拡大しています。日本ではヘンプシードオイルやチアオイルの広がりはまだまだですが、これから増えていくのではないでしょうか。

世界で発売された各種植物油を配合した加工品数推移

世界で発売された各種植物油を配合した加工品数推移
※Mintel社製品データベースを用いた調査結果(2018年 当社調べ)

日本で発売された各種植物油を配合した加工品数推移

日本で発売された各種植物油を配合した加工品数推移
※Mintel社製品データベースを用いた調査結果(2018年 当社調べ)

日本の商品カテゴリのほとんどがドレッシングなどの調味料類であり、加熱せずにこれらの植物油を摂取するための商品展開が進んでいることがわかります。

見た目もキレイ、美味しい、そして健康にも気を使った調味料!?

健康油として注目されているω-3系脂肪酸を含む植物油をより魅力的に利用する方法として、太陽化学からは「SNS映え」と「美味しさ」を両立できる新しい調味料のカタチをご提案いたします。油脂に穏やかなとろみを付与して扱いやすくし、味付け用のシーズニングも液体中に均一分散させて、保管時の見た目も良い調味料です。
グリルした野菜やフレッシュな野菜サラダの盛り付けに、最後の仕上げに味付けとトッピングの両方を兼ねて“載せて食べる健康オイル”はいかがでしょうか?

見た目がキレイ

トッピングとして油を利用する場合、プロの料理人はその扱いに慣れており自由自在にお皿の上に模様を描き出すことができますが、素人だとなかなか上手くはいきません。穏やかなとろみがついた状態であれば、慣れない人も思い通りの模様を描くことができるのではないでしょうか。粘性の高い油脂というと、固形脂の様に濁ったイメージを持つ方も多いと思いますが、太陽化学では油脂を透明なまま増粘及び固化させる技術があります。

美味しい

油をそのまま頂くのも美味しいですが、塩やハーブなどを混ぜるとより味のバラエティが広がります。太陽化学の素材を利用して油脂に穏やかなとろみをつけることで、油に調味料やハーブ粉末などの固形物を混合しても沈殿しづらく、使いやすさもアップします。

健康コンセプト!?

今注目のω-3系脂肪酸を含む「アマニ油」「エゴマ油」「ヘンプシードオイル」「チアオイル」、これらの油をほぼストレートで調味料として利用することで、簡単に摂取しやすくなります。カロリーや塩分もあるので摂り過ぎは禁物ですが、健康意識の高い消費者が多い昨今、皆さん上手にお使いいただけるはずです。

様々な液体油脂を透明なまま増粘及び固化することが可能です

様々な液体油脂を透明なまま増粘及び固化することが可能です

“載せて食べる健康オイル”を支える太陽化学の素材

この調味料を支えるのが太陽化学の乳化剤「TAISET AD」です。これを油に溶解し、冷却することで、油に透明なまま粘性を付与することが可能です。
従来、太陽化学からは油脂固化機能を有する乳化剤としてTAISETを販売しておりましたが、TAISET ADは「油脂を透明なまま増粘及び固化させることが可能」という点において異なります。TAISETの油脂固化作用は油脂の結晶促進によるものではなく、油脂へ溶解後、冷却される過程において、密な網目構造を形成して液体油を包括することによるものですが、TAISET ADの場合はTAISETよりも広い空間を有する網目構造を形成していることが顕微鏡観察により分かっており、これが透明性を付与する理由と考えております。

TAISET ADの利用方法は、下記URLをご参照ください。

なお、「油脂へ添加した際の粘性や透明性」、「油脂へ添加した際のゲル化開始温度と融点」がTAISETと異なります。

透明な状態で油脂を固化できることで様々な可能性が広がります!

“載せて食べる健康オイル”として極端な事例をご紹介しましたが、油脂に粘性を付与することが可能であり、さらに透明性を維持できることから、新しい利用分野や可能性が益々広がると思います。今回ご提案の調味料としてだけではなく、また新たな使い方もアイデア次第、一度お試し頂いてはいかがでしょうか。

(2019年1月)

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