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太陽化学からのトレンド発信 太陽化学からのトレンド発信 太陽化学からのトレンド発信

アメリカの健康・自然食トレンドをお届け!健康食品及び自然食品展示会“Natural Products Expo West 19”展示会レポート

Natural Products Expo West は世界最大の健康食品及び自然食品関連の見本市であり、年々出展数も来場者も増加している今注目の展示会です。2019年は3月5日から9日にかけてアメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムで開催され、出展数約3,600社、出展国136ヶ国、来場者は86,000名を越える盛況ぶりでした。

この展示会には太陽化学も20年以上前から出展しており、健康機能素材を中心とした提案を行ってきました。これまでの同展示会と比べてみると、今年はNatural Products Expo Westの運営会社が変わったことも影響してか、従来の「原料素材」エリアがなくなり、これまでよりも一層健康食品・自然食品関連の末端商品やコンセプト紹介が目立つようになりました。600社以上の新規出展社、300のブランドをまとめた展示エリアなどもあるため、ひとまとめに世界のトレンドを知るには良い展示会と言えるでしょう。

海外での展示会は、ブースを通じてアピールする機会として以外にも重要な役割があります。アメリカのビジネスでは国土が広いためユーザーと直接面談して商談や打合わせをすることが少なく、通常はメールや電話会議がメインの商談ビジネスツールとして活用されています。その環境ゆえに、展示会は年に数回ユーザーと直接接点を持つ重要な機会と位置づけされるため、いろいろな展示ブースでのビジネスミーティングやレストランでの交流も盛んに行われています。

2019年注目の10トレンドとは?

今年のHealth and Nutritionに対する10のトレンドとしては、‘Authenticity and Provenance (消費者がより成分を知ろうとすること)’、’Digestive Wellness(腸の健康)’、’Sugar(砂糖低減の広がり)’、’Beverages Refined(栄養価リッチ飲料など機能性飲料の広がり)’、‘Personalisation & Fragmentation(オーダーメイド、細分化)’、Plant-Based(植物由来であること)’、’ Good Carbs, Bad Carbs(摂取する炭水化物の質の見直し)’、‘Protein(炭水化物・脂質のエネルギー代替としてのタンパク質摂取)’、’Fat(機能性オイルの需要増)’、’ Snackification(軽食で栄養を摂ること)’とされています(Kerry Health and Nutrition Institute調べhttps://khni.kerry.com/trends-and-insights/ten-key-health-and-nutrition-trends-of-this-year/)。このトレンドに沿った商品やコンセプトの紹介も多数あり、日本でも最近少しずつ広まってきている「腸の健康」向けのプロバイオティクス、プレバイオティクスコンセプトも多く見られました。当社のサンファイバーも、今回展示されたプレバイオティクス素材の一つです。

また、「消費者がより成分を知ろうとする」トレンドとしては、「オーガニック」「◯◯フリー」「Plant-Based(植物由来)」といったキーワードの人気が高く、ますますナチュラル素材のトレンドは広がっていくことが予想されます。ほかにも、「軽食で栄養を撮る」提案として缶タイプのコーヒー飲料やグミ・キャンディなどの菓子類にも栄養素を詰めこんだ提案がなされており、栄養の摂り方にも嗜好がますます反映されていくことになりそうです。

一番のトレンドは、カンナビジオール!

大麻に含まれるカンナビジオール(CBD)は、今注目の成分と言えるでしょう。CBDは癌やてんかん、統合失調症への効果が期待でき、さらに他の成分と混ざるとCBD単体よりも有効性が高まるというアントラージュ効果(entourage effect)を持つ、と言われています。「大麻に含まれる」と聞くと少しぞっとしますが、多くの人が持つ大麻の怖いイメージは精神作用、幻覚作用があるTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分の作用であって、CBDであれば精神作用も他の毒性も全く無いため、摂取することになんの問題もありません。

世界的なトレンドとしても、カナダにて嗜好用大麻が10月17日に合法化されたため、大麻が含まれる製品でも公共の場で広告が打てるようになりました。アメリカの一部の州でもその流れが広がってきています。この影響により、昨年までは麻から抽出されるCBDオイルのみがトレンドでしたが、今年はCBD入りの飲料、菓子、サプリメント、コスメティクスなど、様々な最終製品の展示物が大盛況でした。すでにCBDのアメリカでの市場規模は十億ドルを超えたとも言われており、大きな市場に成長してきています。日本国内においてもCBDオイルを使った製品が出回り始めていますが、CBD入り製品が流行る日も近いかもしれません。

タイヨーインタナショナルインクからのお知らせ

太陽化学のアメリカの販売子会社 タイヨーインタナショナルインクでは、注力製品であるサンファイバー、サンテアニン、サンフェノン、抹茶、NDSシリーズの他に、化粧品向け素材の紹介にも力を入れています。今回の展示会でも健康食品と同様に化粧品もオーガニック、Plant-based(植物由来)のトレンドを感じましたが、当社においても化粧品向けに植物由来の乳化剤や抽出成分の処方提案が可能ですので、需要に即した提案の幅を広げていく予定です。

海外での健康食品や化粧品向けの原料をお探しの際は、ぜひタイヨーインタナショナルにお問合せください!

(2019年4月)

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