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ペットの世界にも広がる、お茶のチカラ

お茶と言えば、どんな風に使いますか?ほとんどの答えは「飲む」、「料理に使う」、「お菓子に使う」、「掃除に使う」、もしかしたら「染める」なんて答える人もいるかもしれません。これらはさまざまな答えに見えて、いずれも「人のため」を前提とした使い方、と捉えることができます。
お茶の利用は、実は「人のため」よりも広範囲に広がってきています。いまや、犬猫をはじめとしたペット業界にまで、その用途を拡大しているのです。

世界におけるペット用品の推移

世界におけるペットフードを含めたペット用品の推移を見てみると、年々新製品数が増加する傾向が見て取れます※1。日本のペット業界としても、飼育頭数には大きな増加は見られないものの、ペットフードの流通量は少しずつ伸びてきています※2。これは一頭あたりにかける金額の増加を示唆しており、機能性の高いペット用品で、これまでよりも一層ペットを大事にしていこう、という飼い主の意思、愛情の表れとも取ることができます。

※1 Mintel GNPDデータベースを用いた調査 2019年当社調べ
※2一般社団法人ペットフード協会 全国犬猫飼育実態調査・ペットフード流通量調査より

愛があっても気になる、ケモノ臭・・・

においの力というのは大変強力なもので、体臭で個人に対する評価が変わってしまうことも実は多くあるのだとか。大事なペットのにおいであれば嫌いになる、ということはないでしょうが、家の中や衣類にまでその特有のケモノ臭がこびりついてしまうことで、飼い主自身の人間関係にも影響が出てしまう可能性もあるかもしれません。 ペットのにおい問題を解決する手段としては、まず洗浄です。飼い主が洗ってあげることで、ペットとコミュニケーションを取りながら、双方に快適な状態へ変えていくことが可能です。

自然由来の素材であるカテキンを配合したシャンプーであれば、安心してにおい対策をすることが可能です。緑茶は古くから伝承的に消臭効果がある、と言われており、近年の研究により緑茶ポリフェノールであるカテキンが非常に優れた消臭効果を持つことがわかってきました。フェノール性水酸基を介してにおい成分と化学反応を起こし、におい成分そのものを変化させるという特性から、他のにおいで覆い隠すマスキング作用とは一線を画す効果を現します。

ペットの体臭だけではなく、ペットの口臭が気になる!という人は、ペットフードの中にお茶の成分を含有したものを選ぶと同様に消臭効果が期待できるので、一度試してみることをおすすめします。

なお、お茶にはカフェインがもともと含まれていますが、カフェインの摂り過ぎは人間と同様に、ペットに対しても有害です。適切な用法容量を守って使用してください。
特に犬は、カフェイン摂取によって重篤な症状が出る場合もあるため、注意が必要です。ペットのそうした性質を考慮し、できるだけカフェインを除去したカテキンを使用した製品も販売されています。効果を求めるだけではなく、そのようなペットに優しい製品を選ぶことを心がけましょう。

カテキンの消臭力は、猫砂にも有効です

猫を飼っている人であれば、ケモノ臭と同じか、それ以上に気になるのは猫砂のにおいでしょう。猫砂とは、猫のトイレとして用いられる鉱物や紙、木を原料とした砂、もしくは粒状の製品のことを指します。生き物である以上、必須アイテムではあるにしても、家の中に設置する猫砂はどうしても気になるにおいの発生源になってしまいます。野良猫に対する苦情の一つは同様のにおいであることからも、このにおいが人間にとって快適ではない、ということは多くの人が知る事実です。

ケモノ臭と同様に、こちらもカテキンの力で解決することが可能です。猫砂の中にカテキンを配合しておくことで、においが拡散される前ににおい成分を変化させ、なかなか掃除ができない環境でも快適な部屋を保つことに寄与します。
あまりイメージにはないかもしれませんが、猫砂の原材料を見てみるとお茶が配合されているものもいくつか販売されていますので、ぜひチェックしてみてください。

止められない無駄吠え、我慢しないで!

ペットにまつわる問題の中には、無駄吠えなどの問題行動も含まれます。これは、しつけの失敗や老齢に伴うものと言われており、多くの飼い主は対応に苦慮した結果、本来癒しの存在であるペットが原因のストレスを抱えてしまうこともよくあります。

お茶に含まれるアミノ酸であるテアニンには、リラックス効果があることがわかっています。ヒトの試験においてはα波の出現が見られることやストレス感・心拍数上昇の抑制が確認できており、動物に対しても同様の効果が得られると推測できます。

実際に問題行動を起こす犬や猫にテアニンを与えてみると、無駄吠えや攻撃・破壊行動の改善が見られました。問題行動の治療方法には去勢手術や中枢神経刺激薬などを使用した薬物療法など、ペットに負担がかかるものが一般的ですが、これをテアニンに置き換えるだけで同様の効果が期待できるのであれば、飼い主にとってもペット自身にとっても、非常に魅力的な手段ではないでしょうか。

お茶のチカラで、ペットとの時間をさらに快適に

「ペットは家族」とはよく聞く言葉ですが、人の家族と違ってペットの場合、飼い主の行動や決断が全てと言っても過言ではありません。ペットの身体にとって安心なナチュラル素材であるお茶の効果を活かして、大切な家族とより快適な生活を目指していきましょう。

(2019年7月)

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